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オーボエのリードの作り方!自作の材料と道具や調整方法を解説!

オーボエのリード

オーボエのリードを自作してみませんか?

オーボエの演奏は、なんにしてもリードの調子で大きく関わってきます。

どんなに腕前のいい奏者でも、自分に合わないリードで吹いていては、まるで力が発揮できません。

リードを購入して手直しするのも、なかなか難しい作業で、一から作った方が自分に合ったものができる場合が多いです。

オーボエのリードの作り方、材料と道具や糸巻きのやり方をマスターすれば、手直しする際にも役立ちますよ。

 

オーボエのリード作りの道具

オーボエのリード作りの道具

オーボエのリードを作るための道具を紹介します。

● ナイフ
刃が厚手で、できればリード作り専門のものがいいです。

● ものさし
はっきりと長さのわかるもの。

● 鉛筆

● プラーク
リードを削るときに、挟んで使う小さな薄い黒檀の板です。
楽器店でも購入できます。

● カッティングブロック
リードの先端をカットするときに使う、黒檀の厚い板です。
こちらも、楽器店でも購入できます。

以上がオーボエのリードを作るための道具です。

 

オーボエのリード作りの材料

オーボエのリード作りの材料

次は、オーボエのリードを作るための材料を紹介します。

● ケーン
葦で出来た木材です。
初心者の方は、すぐ使える“舟型ケーン”を用意します。
フランス製のものが、質が良いです。
初めは、BMというサイズを使ってみてください。作りやすいです。

● チューブ
コルクと金属で出来た、ケーンをつける材料です。
金属の先端の穴が、綺麗な楕円形のものが良いです。
初めは、46㎜のサイズがいいでしょう。

● 糸
絹糸か、ナイロンでもいいです。
強くて、しかし、あまり太いと響きを止めてしまうので、中くらいの細さのものにしてください。
専用のものが楽器店でも売っています。

● マニキュア
透明のもの。
巻いた糸につけて固めます。

 
以上が、最低揃える材料です。

 

オーボエのリード作り方 糸巻

ケーンとチューブを糸を巻いてくっつけます。
順番に見ていきましょう。

1:ケーンを水につける

コップなどに水を入れて、ケーンを一晩その中につけます。

オーボエリードのケーン

はじめ、浮いていますが、そのうち沈んでいきます。
しっかり沈んだら、一晩までつけなくてもいいです。

オーボエリードのケーン

つける前に、サンドペーパーで、ケーンの裏側を軽く磨くといいですが、面倒ならしなくても大丈夫です。

2:ケーンとチューブを測る

しっかり水につけたケーンを取り出し、軽く水気をふいて、両端をナイフで少しだけ削ります。

オーボエリードのケーンを削る

次に、ケーンにチューブを挟んで、全体が73㎜になるところ測ります。

オーボエリードの作り方 チューブ

そして、チューブの先端がケーンのどのあたりになるか、ケーンに鉛筆で印をつけます。

オーボエリードの作り方

印は、はっきりと書いてください。

3:糸でケーンとチューブを巻く

先ほどつけた印からずれないように、ケーンにチューブを挟み、その上に糸を巻いていきます。

オーボエリードの糸巻

どこか動かないところに糸を結び付けて、ピンと張り、先ほどの印の三巻き分下から、上に向かって二巻き巻きます。

そして、上の糸を斜め下へ下ろして、下へ巻いていきます。

オーボエリードの糸巻

ある程度巻いたら、どこかで固定していた糸を切り、輪にして、その糸の上から巻いていきます。

オーボエリードの糸巻き方
オーボエリードの糸巻き方

おしまいに、巻き終わった糸を長めに残して切り、輪に通して、輪の先を引っ張ると糸が綺麗に止まります。

オーボエリードの作り方
オーボエリードの自作

4:ケーンのチェックと仕上げ

横から見て、印の少し下に糸がきていて、ケーンに隙間がなければ成功です。

オーボエリード仕上げ

印が隠れてしまうと、
ケーンの響きを止めてしまうので、やり直してください。

ケーンに隙間がある場合も、
巻く力が緩すぎているので、もう少ししっかり糸を張って、やり直しましょう。

OKであれば、糸の部分にマニキュアを軽く塗ります。
乾いたら、巻きたてのリードを少し水に浸けてから休憩しましょう。

オーボエリード マニキュア

 

オーボエのリードの作り方 削り

次はオーボエのリードの自作、削る段階です。

リードを削るために必要な道具、削り方、スクレープの調整、息漏れ対策について解説します。

自分好みのリードを作るには、数をこなすことが欠かせません。
何本も作っていくうちに、だんだん自分に合うリードへ近づいていきますよ。

市販のリードを削っての音調整については、こちらをご覧ください。

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それではオーボエのリードの作り方、削り方の基本を、画像とイラストで説明しますので、じっくりご覧ください。

 

リードの背骨をカッティングブロックでカット

リードを削ります。
まずは、先端の部分を、3㎜くらい削ります。
ここは、わりとたくさん削っても大丈夫です。

オーボエ リードの作り方

 
次に、背骨にあたる部分は残して、両側を、内から外に向かって削ります。

噴水が出るように、円弧を描くように削ります。
これを「粗削り」といいます。
オーボエ リードの削り方
粗削りができたら、カッティングブロックで、先端をカットします。

カッティングブロックの上で、リードの先端から1㎜弱のところにナイフの刃をあてて、一気に切り落とします。

オーボエ リード カッティングブロック

少し勇気がいりますが、躊躇していると、リードの先が曲がってしまいます。

 

オーボエのリードを削る プラークとスクレープ

リードの先端が空きました。
ここに、プラークを挟んで、さらに削っていきます。

オーボエ リード プラーク

ここからは、慎重に削ってください。
削ったところを、“スクレープ”と言うのですが、スクレープは12㎜位でいいでしょう。

これはお好みなので、
作っていくうちに、自分の好きな長さに調節していきます。

慎重に、と言いましたが、
少し削っては吹き、また少し削っては吹き…という感じです。

 
ときどき、明るいところで透かして見てください。
暗いところがまだ削り足りない箇所です。

オーボエ リード 背骨

しかし、背骨にあたる真ん中は、あまり削ると音がペーペーになるので、鳴りが悪いときだけにしましょう。

薄く削るだけで十分です。

 
スクレープの根本にナイフの刃を当てて、左右に丸く跡をつけ、丸い刃型がついたら、それに沿ってきれいに削りましょう。

根元の丸いスクレープの出来上がりです。

オーボエ リード スクレープ

 

オーボのエリードの仕上げ・調整 息漏れ防止

出来たリードのチューブの穴を指で塞いで、リードを吸って、指を離してみてください。
「ぽん」と音がすれば、息がもれていない証拠で成功です。

もし、息がもれていたら、
「フィッシュスキン」という薄い皮を巻いて、息もれ防止をします。

オーボエ リード フィッシュスキン

巻いたら少しだけマニキュアを塗って、止めます。

他にも、ダブルリードの専門店では、息もれ防止のテープも売っていますので、手軽でいいと思います。

リードの開きが大きすぎたり、狭すぎたりしたら、針金を巻いて調整します。

 

オーボエのリード作り方 注意点

オーボエのリードを削るときは、イライラしていたり、焦っているときは、失敗する確率が高いですのでやめましょう。

ゆったりとした気持ちで、あせらずに一週間くらい時間をかけて、様子をみながら削るようにしてください。

そして、どのように削ったかも記録しておくといいです。
そのうち自分だけの好みのオリジナルリードが作れるようになりますよ。

 
ぜひ、挑戦してみてください。